2018年7月12日木曜日

湛水里芋を見に。。。

今、大学院修士課程2年生の山之内君が湛水里芋プロジェクトを担当しています。
従来の里芋は畑で作りますが、私共の研究グループで開発した新しい栽培法は、
3か月間だけ水を引き入れて育てます。(水田の活用にもなるよ)
そうすることで、芋の収量が2割増加、病害虫の減少、優良種イモの収穫、
これまでほとんど利用されなかった親芋の有効活用などなど、メリットがいっぱい!
山之内君は、成分分析や機能性解析を頑張ってくれています。

今年の里芋の出来が気になって、見に行って来ました。
すごく大きく育っています。
太陽に向かって葉っぱを大きく開いている姿に生きる力を感じる。。。

右手に持っていただいているのが畑地栽培の里芋
左手に持っていただいているのが湛水栽培の里芋
高さも違いますが、根の大きさも太さも全然違う!
簡単で有益な栽培法ですから、多くの里芋生産者さんに普及したいです。
そのためにも、成分の違いや新たな機能性開拓など、
私達の得意の研究手法を使ってお手伝いしていきたいと思っています。